2024.11.01
やっと涼しくなってきたかな
あれ?もう2024年も終わる?
っという毎年同じ経験も流石に覚えた
暑い時は早く涼しくなって欲しいと思うけど
寒くなると暑さが恋しくなってくる
人はわがままなものです
ということで毎月恒例、月刊涼泉です
月刊涼泉10月号はこちら
【月刊涼泉10月号】自己コミットメント
先日、プチ同窓会があって
そこで僕の仕事の話から
風俗業の議論になりました
多くの人が風俗業がその地域にあると
治安悪くなるよね、みたいな話になって
僕からすればよく言われてることなので
「そうかもだねー」で適当に流して終わり
・・・なんだけどよくよく考えると
風俗業がある=治安が悪くなる
と考える人は相関関係と因果関係を
混ぜて考えていると思います
相関関係と因果関係とは
相関関係は「2つのことが同時に起きているけど
一方が他方の原因とは限らない」関係
因果関係は
「1つのことが他方の原因になっている」関係
有名な例えで言うなら
夏の暑い日はアイスが売れて水難事故も増える
が因果関係
アイスが売れる日は水難事故が増える
は相関関係
大事になってくるのは
じゃあアイスを売らないようにすれば
水難事故が減るのでは!
と考える人が多い、ということ
相関関係自体は成り立っているけど
直接原因ではないにも関わらず
それが原因だと考えて否定をする
風俗業があるから治安が悪くなる
というのは確実に相関関係です
治安の問題には
人口密度が高い地域特有のトラブルや
他の要因が影響していて
一概に言えるものではありません
現状殆どの風俗店は
適切な規制と管理で成り立っていて
治安に直接的な悪影響を及ぼすことは無い
と僕は思っています
今回の議論のように
相関関係と因果関係を混同すると
間違った判断をしてしまうということを
改めて感じました
ただの偶然なのか
本当に原因と結果の関係があるのか
データや根拠を元に正しく見極めましょう
ちなみによく言われている
風俗業があるから性犯罪は少ない
というのもただの相関関係ですw